C型コンストンは色々な用途に使われておりますが、ここでは便宜上、SB型シリーズ(ブラケット付)を上げ下げ窓に使うものとしてご説明します。ブラケットを貴社で用意されるときや、CS型用の別売ブラケッ ト(SBR型)を組み合わせる場合の参考にしてください。
ブラケット側か副板側のどちらを固定しても使えます。
図1のように上引き出しで使用してください。 (ブラケットとコンストンばねの干渉防止やゴミなどの巻き込み防止)
コンストンばねが 他の構造物に接触しないようにしてください。
引き出し方向が片寄らないように取り付けてください。
C型コンストンは引き出されると、外側へ膨らんだ形状になるので、できるだけ他に接触しないように取り付けてください。
膨らみ寸法(SW)については、CS型、SB型の規格品表をご参照ください。
※CS0.05-1~0.2-1、1.0-1には補助穴はありません。
高出力のC型コンストンは取り付けし易いように、副板に補助穴を設けてあります。
取り付け時にウエイトなどを用いれば、取り付け位置まで容易に引き出すことができます。
(コンストン出力に近似の重さのウエイトをご用意ください)
副板の取り付けについて
例えば上図のように副板よりもやや厚いスペーサなどを使用し、ねじを締めこんでも副板は多少動けるようにしておくと、コンストンの動きに副板が追従できるため、コンストンにストレス(ねじれ等)が生じにくくなります。
危険
規定ストローク以上引き出すと、コンストンばねがドラムから外れて危険です。
(コンストンばねの先端に、規定ストロークが記載されています)