当社は1952年に定荷重ばねを開発しました。このばねの特性(constant force spring)に由来して、これをCONSTON®(コンストン)と命名し、発表いたしました。コンストンのユニークな特性はたちまち各界に注目され、様々な製品に採用されました。
現在、コンストンは定荷重ばねの代名詞のように広く一般に用いられ、世界各国で高い評価を受けています。今日では文房具から家電・住宅設備機器・自動車・医療用機器・半導体装置・建設機械・船舶・人工衛星に至るまで、幅広い分野で活用されています。
また、当社はお客様にコンストンの効果を手軽に評価いただけるように、多数の規格品を用意しております。更には、ばねの製作だけではなく、ばねを応用した機構や機器の設計・開発・研究部門を設けて、お客様の多種多様なニーズにお応えしております。
ばねは世界的に課題となっている環境負荷低減にも有効で、電気・ガス・石油などに代わる、省エネルギーの動力として一翼を担える可能性を持っています。
これまでの“ばね=部品”という概念から一歩踏み込み、ねじ留めすればすぐに機能できるばねのユニット化を推進し、お客様の立場でばねを設計して製作することが当社の基本姿勢です。これからも新たな要素開発・製品開発に、お客様と一体となって取り組んで参ります。
CONSTON®︎およびコンストン®︎はサンコースプリング株式会社の登録商標です。